−訃報−
東京桑野会名誉会長（前会長）澤田悌様は、４月３日（木）、肺炎のためご逝去されました。享年９０歳でした。謹んでご冥福をお祈り致します。
安積４２期の大先輩であり、長期に亙って東京桑野会の会長として会の発展にご尽力下さいました。ここに澤田悌様を偲び、ご自由に書込みできるスレッドを立てました。
会員の皆様はもちろん、郡山本部・学校関係者の皆様、全国のＯＢの皆様、ご利用下さい。

　澤田前会長が亡くなられたことは本当に悲しいことです。東京桑野会の多くの会員が故人の明るい人柄に接して楽しい時間を持つことができたことに心から感謝いたします。
　特に私は囲碁でとても楽しくお付き合い願い幸せでした。年に２，３回八重洲口の日本棋院で１０名ほどの会員で楽しい碁会をして、その後は八重洲の地下街でみんなで一杯飲んで歓談したものです。
　故人の囲碁は高段者で、大変強かったのですが、何よりもその棋風が豪放磊落で一度対局したら忘れられないものでした。中盤になると「面白おかしく、面白おかしく」が口癖で何時も波乱万丈になりました。本当に面白く楽しい碁でした。
　近年、澤田前会長が参加されなくなってから、碁会の開催もめっきり少なくなりました。囲碁会も澤田前会長でもっていたのかと故人の力の大きさをつくづく感じます。
　でも故人が創られ継続された囲碁会を、今後もしっかりとつづけることが大切だと思うのです。

谷本 浤朗（６３期）

　創立９０周年の文化祭で、故・沢田悌大先輩が講演をなされた時の言葉が安積野９０号に残っていました。

　「体を鍛え、知識に貪欲であれ。自分で考え、事を決することの出来る人間になれ。君たちにはやらなければならないことが山ほどある」〜沢田 悌【国民金融公庫総裁（当時）】〜

　合掌。

故 澤田悌大先輩へ
東京桑野会の第四代会長として、昭和５７年４月より平成１２年３月までの１８年間に亘りご尽力下さいましてありがとうございました。東京桑野会の組織・体制を整備し、会則を現在の基礎となる形に整え、さらに会報の発行を開始しました。そのご功績は数えましたらきりがありません。総会・懇親会を現在の椿山荘に定着させたのも、澤田大先輩のなせるご功績です。
昭和５年３月に旧制安積中学をご卒業（安積４２期）された後も、ずっと安積を愛し慈しみ、上京された後も母校や同窓生のために尽くしてこられました。現在の東京桑野会が存在するのも、澤田大先輩のおかげと思っております。
ふがいない後輩達がこの会をどのようにするのかご心配でしょうが、どうぞまかせてやって下さい。そして応援して下さい。ご苦労様でした。ご冥福をお祈りします。